「副業って何をすればいいんだろう」
「色々調べているけど、結局どれをやればいいか分からない」
「自分に合うかどうか分からないし、無駄な時間にしたくない」
今の働き方に不安を感じている方ほど、そして真面目な方ほど、この状態に陥りやすいと思います。
本やYouTubeなどで情報は集めている。でも、なかなか一歩が踏み出せない。
正直なところ、踏み出してみないと自分に合っているかどうかは分からないのですが、だからこそ「できるだけ無駄にしたくない」という気持ちも理解できます。
この記事では、実際に私が試した6つの副業をもとに、向いている人・向いていない人・やってみた本音を整理します。
「正解を教える」記事ではありません。
「自分に合うかどうかを判断するための材料」として活用していただけると嬉しいです。
今までやった副業の感想
副業①|YouTubeショート(顔出し・声出しなし)
CanvaでスライドをつくりVOICEVOXで音声をつける、いわゆる「量産型ショート動画」のスタイルで始めました。
収益の仕組みはYouTubeの広告収入です。
YouTubeパートナープログラム(YPP)に参加することで、動画に広告が入り収益を得られます。
参加条件は以下のとおりです(2026年5月時点)。
- チャンネル登録者数:1,000人以上
- 過去12ヶ月の総再生時間:4,000時間以上
またはショート動画の過去90日間の視聴回数:1,000万回以上 - YouTubeコミュニティガイドラインおよびポリシーへの準拠
- AdSenseアカウントの取得・紐付け
※条件はポリシー変更により不定期に更新されます。最新情報はYouTube公式ページでご確認ください。
向いている人
- コツコツと継続できる人
- トレンドや数字を追うことが苦じゃない人
- 試行錯誤を繰り返せる人
向いていない人
- すぐに結果を求めてしまう人
- 単調な繰り返し作業が苦手な人
- 改善より「正解」を探したくなる人
やってみた本音
やれば伸びる可能性はあると思います。
ただ、この副業は「数を打って調整する」が大前提。
地味な作業を淡々と続けることが苦手な自分には、正直合いませんでした。
一方で、動画編集の基本が身についたのは収穫でした。
副業②|プログラミング
フリーランスのエンジニアの友人に教えてもらいながらスタートしました。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングでの受注を目標に取り組みました。
向いている人
- 論理的に考えることが好きな人
- 長時間ひとつのことに集中できる人
- 地道な積み上げが苦じゃない人
向いていない人
- すぐに成果を求める人
- 「なんとなく」で進めたい人
- 抽象的な概念が苦手な人
やってみた本音
一言で言うと「奥が深すぎる」。
スキルとして武器になることは分かりますが、軽い気持ちで手を出すと途中で折れる可能性が高いと感じました。スクールなどで腰を据えて取り組める環境がある人向きだと思います。
副業③|WordPressでのHP制作
実際に自分でサイトを一から作ってみました。
知り合いのヨガインストラクターの方のホームページを練習台として作らせていただき、その後クラウドソーシングでの受注を目指しました。
向いている人
- デザインや構成を考えることが好きな人
- ユーザー視点で物事を考えられる人
- 細かい調整を楽しめる人
向いていない人
- 見た目へのこだわりが薄い人
- 感覚的に作ることが苦手な人
- 完成度を求めすぎてしまう人
やってみた本音
デザインセンスが自分には足りないと感じて断念しました。
ただ、スキルとしての汎用性はかなり高く、身につくと色々な場面で役立つ強力な武器になると思います。
副業④|高齢者向けデジタルサポート
スマホやAIの使い方を教えたり、操作を代行したりするサービスです。
住んでいる地域に高齢者が多く、地域ボランティアへの参加をきっかけに需要を感じて始めました。
向いている人
- 人と話すことが好きな人
- 対面でのサポートが苦じゃない人
- 地域密着で活動できる人
向いていない人
- 人との関わりを減らしたい人
- オンライン完結を希望する人
- 単価を重視したい人
やってみた本音
ニーズ自体はあります。
ただ、自治体などが無料で同様のサポートを提供しているケースも多く、営利で差別化するのが難しいのが現実。継続的な収益にするにはハードルが高いと感じました。
副業⑤|コーチング・自己理解系
「自分を知る」「意思決定をサポートする」をテーマにしたサービスです。
キャリアコンサルタントのスクールを卒業していたことと、ある本をきっかけに自己理解の重要性に気づき、その価値を届けられないかと始めました。
向いている人
- 人の話を聞くことが好きな人
- 抽象的な思考を扱える人
- 長期的な信頼関係を築ける人
向いていない人
- 即金性を求める人
- 明確な成果を提示したい人
- 発信が苦手な人
やってみた本音
競合が多く、差別化がかなり難しい領域です。
提供内容が抽象的になりやすく「何をしてくれるのか」が伝わりにくいため、集客の難しさを実感して一旦ストップしました。
副業⑥|Webライター
記事作成の仕事です。
本やセミナーで独学で進めてプログラミングやHP制作と同様に、クラウドソーシングでの受注を目標にスタートしました。
向いている人
- 文章を書くことが苦じゃない人
- リサーチが得意な人
- コツコツ積み上げられる人
向いていない人
- すぐに高単価を狙いたい人
- 書くことに抵抗がある人
- 継続が苦手な人
やってみた本音
6つの中で一番現実的だと感じました。
ただ、独学で進めると限界を感じやすいのも事実です。
ここで強く実感したのが「学べる環境の重要性」でした。
6つやってみて分かった、3つの結論

① 「無料でなんとかしよう」としすぎた
コストを抑えること自体は大切です。
ただ「無料縛り」にこだわりすぎた結果、遠回りになり、正解が分からず、挫折しやすくなりました。
「これで合っているのか」と一人で悩んでも答えが出にくく、詰まったときに聞ける環境がないと解決に時間がかかります。
初期投資と時間コストはトレードオフ。
「お金をかけない」ではなく「必要な投資は惜しまない」という考え方が重要だと感じました。
② メンターや環境の有無で、伸び方が変わる
複数の副業経験者に話を聞いて共通していたのがこれです。
独学でも進められますが、方向性を修正してくれる人・詰まったときに相談できる人がいるだけで、継続率が大きく変わります。
③ 人との関わりが、次の選択肢を広げる
オンラインでもオフラインでも構いません。
人とのつながりがあると、新しい選択肢を知れたり、背中を押してもらえたり、直接的に仕事をもらええたり。
一人で完結させようとすると、どこかで必ず限界が来ます。
スクールやコミュニティ、費用をかけないならSNSで積極的に発信・交流するのも一つの手です。
まとめ|副業に「絶対の正解」はない。あるのは「自分に合うかどうか」だけ

6つやってみて思ったのはシンプルです。
副業選びで大切にしたい基準は、この4つです。
- 自分に向いているか
- 続けられそうか
- ストレスなくできるか
- 現実的な時間とお金をかけられる内容か
「まだ何も始めていない自分はダメだ」ではなく、「まだ選べていないだけ」と捉えると、少し気持ちが楽になるはずです。
自分がかけられる時間とお金を無理のない範囲で決めて、小さく始めながら予算内で自分に投資していく。そのスタイルが、長く続けるうえで一番現実的だと感じています。
この記事が、次の一歩を踏み出すための材料になれば嬉しいです。


