「仕事を辞めて自分で何か収益を得れないかな」
「我慢して働き続ける人生なんて嫌やな~」
そう思いながら、本やYouTubeで情報を集めても、結局何をすればいいのかわかりませんでした。
この記事は、そんな状態だった自分が一冊の本をきっかけに考え方を少しだけ変えられた話です。
劇的な成功談ではないですが、
「同じように迷ってる人」には何かひとつでもヒントになれば嬉しいです。
市立図書館に通って、とにかく情報を集めていた
当時の自分は、とにかく何か始めたくて
市立図書館に通って本を借りまくっていました。
借りる本のジャンルもバラバラで、副業・起業、転職、お金の知識、働き方、自己啓発など、手当たり次第に読んでいました。
「とりあえず知識を入れれば何か変わるかも」
でも正直、読めば読むほど分からなくなっていきました。
SNSでは「この副業なら誰でも稼げる」という情報があふれている。
かと思えば「もうオワコン」という声も出てくる。
「成功しているのは一握りだし、自分にできるのか」という不安が積み重なって、
「結局、自分は何をやればいいんだろう」という問いだけが残りました。
出会ったのが世界一やさしいやりたいことの見つけ方
そんな中で手に取ったのが、八木仁平さんの著書『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』でした。
タイトルを見たとき、
「やりたいこと見つかるなら、とりあえず読んでみるか」
くらいの軽い気持ちでした。
でも読み進めるうちに、
「これ、副業の話じゃなくて、自分にピッタリの話やな」
って感覚になりました。
それと同時に気付いたのが、常に図書館で「貸出中」になっているこの本、
世の中自分と同じように迷ってる人が多いんやな~、ともなりました。
「働く=我慢」が当たり前だと思っていた

それまでの自分の前提はかなりシンプルで、
- 正社員で働くのが普通
- 給料をもらうなら我慢は当たり前
- 朝出勤して残業もするのが社会人
- 今の職場が不満なら転職
この考え方に疑問を持つこと自体、あまりなかったし多少しんどいと思うことはあっても、
「そういうもんやし、皆も我慢してるしな」で片付けていました。
自分には他の選択肢はないと思っていました。
この本は“自己理解”だけじゃなかった

この本は自己理解をテーマにしているんですが、
読んでいて感じたのは
「今の自分ときちんと向き合えているか?」
という問いを突き付けられている感覚でした。
・何が好きなのか
・何が嫌なのか
・どう生きたいのか
なんとなくわかっていたりイメージはできているけど、こういうことを、ちゃんと考えたことがなかったなと気づきました。
毎日仕事に追われて、自分と向き合うという考えすら浮かんでこない。
そういう人こそ、今自分が走っている方向が合ってるのか早く気付くべきだと思いました。
今自分が走っている方向が合っているのかを早く知ることは、それだけで大きな意味を持ちます。
合っているなら自信を持てるし、合っていないなら早めに軌道修正ができるからです。
働き方は変わってきている。でも現実はまだ少数派
最近は「働き方の多様性」とか「副業解禁」という言葉をよく耳にするようになりました。
ただ現実は、個人事業主として働いている人の割合はそこまで多くありません。
総務省のデータによると、
日本の就業者のうち自営業主(個人事業主)はおよそ10%前後とされています。
つまり、まだまだ少数派。
「会社員でいるのが当たり前」という空気はまだまだ強いままということです。
でも、身近にいた「少数派の選択をした人たち」

一方で、自分の周りには個人で働いている人も結構いました。
その人たちが口を揃えて言っていたのがこれ。
「しんどいことは多いけど、正社員辞めてよかった」
「もう正社員には戻れない(笑)」
僕と同じような理由で正社員を辞めた人たち
「組織で働くのがしんどい、向いてない」
「頑張っても正当に評価されなくて悶々とする」
身近にそういう人がいることで、自分の中の選択肢が増えた気がしたのも
こういう声を聞いていたからかもしれません。
「誰のための人生か」を考えさせられた

この本を読んでいて、ふと引っかかったのがここ。
- 家族のため
- 世間体
- 安定
もちろん全部とても大事なことだとわかっています。
でも、それを理由に
「自分の本音を後回しにしてるだけじゃないか?」
って思うようになり、周りを基準にして人生を決めてる感覚に、少しずつ違和感が生まれてきました。
自己理解は「自分を大切にすること」でもある

自己理解って、「自分の強みを知る」とか「やりたいことを見つける」とか
個人的にはそういうイメージが強くありました。
でもこの本を通して感じたのは、
- 無意識に無理してないか
- 自分のキャパを超えて我慢しすぎてないか
- 周りを気にしないなら本当はどうしたいのか
自分自身をちゃんと見てあげること。その大切さに気づかされました。
もっとわがままに生きてもいいのかもしれない
この本を読んで、いきなり何か行動が変わったわけではないですが
「もう少し自分の気持ちを優先してもいいのかも」
そう思えるようになりました。
自分の気持ちの整理や、今まで見ていなかった角度からの考え方を持てたのは
今までの自分からすると、それだけでも結構大きい変化でした。
まとめ|副業の前に「自分を知る」という選択肢
副業を探していると、
「何がてっとり早く稼げるようになるか」
「今どんな副業が流行っているか」
そんな情報が多そちらに目がいきがちになります。
でもその前に、
「自分に合っているか」
を見ないと、結局迷い続けることになります。
すぐ結果が出ない分、継続できることが一番大事です。
今回取り上げた
『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』
は、その土台を考えるきっかけになる一冊でした。
「何をやるか」を決める前に、
「どう生きたいか」を少しだけ考えてみる。
「その生き方に合った仕事の仕方を考えて行動する」
遠回りにように見えて、実は一番近道だと僕は思います。


