仕事を辞めたい。
でも、転職したい仕事が決まっているわけではない。
求人を見てもピンとこないし、転職エージェントに登録するほど気持ちが固まっているわけでもない。そういう宙ぶらりんな状態、正直しんどいですよね。
僕自身、仕事を辞めたいと思いながら3年以上悩みました。
求人を探したり面接を受けたりしても、「じゃあ次はこの仕事にしよう」とはなかなか決められなかったんです。
そんなときの選択肢のひとつが、キャリア相談だと思います。
ただ、キャリア相談といってもかなり幅があるんですよね。
1,000円から相談できるサービスもあれば、無料で転職支援まで受けられるもの、数十万円を払って数か月伴走してもらうものもある。
この記事では、
- coachee
- Michinori for career
- キャリート
- POSIWILL CAREER
の4サービスを、「今の自分にはどれくらいの支援が必要か」という視点で比較します。
※2026年8月時点の公式情報をもとに比較しています。料金やサービス内容は変更される場合があるので、申込前には必ず公式サイトも確認してください。
※本記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれます。
転職するか決めていなくてもキャリア相談を使っていい?
結論からいうと、転職すると決めていない段階でも相談できます。
たとえばキャリートのキャリアデザインコースは、「転職するべきかどうか判断したい人」も対象です。
POSIWILL CAREERも、転職だけでなく現職に残る、副業、フリーランス、起業などを含めたキャリア設計を支援しています。
Michinori for careerは転職エージェント型ですが、ヒアリングの結果によっては「今は転職しない」という判断も扱うと公式に明記していました。
なので、転職すると決めてから相談するというだけでなく、転職するのか、今の会社に残るのか、それ以外の道もあるのかを整理するために使うこともできるんです。
転職エージェントとの違いを先に知りたい場合は、 転職エージェントとキャリア相談の違いで整理しています。
先に結論|今の状態で選ぶならこの4つ
「どこが一番いいか」ではなく、今どこまで手伝ってほしいかで見ると分かりやすいと思います。
| サービス | 料金の目安 | 求人紹介 |
|---|---|---|
| coachee | 1,000円〜 | 原則なし |
| Michinori for career | キャリア分析無料 | あり |
| キャリート | 294,000円〜/無料相談あり | なし |
| POSIWILL CAREER | 539,000円〜+通常入会金55,000円/初回体験無料 | 特定企業への斡旋なし |
かなりざっくり分けると、こんな感じです。
まず一度、小さく相談してみたい
coachee
無料で整理して、必要なら求人も見たい
Michinori for career
自己分析から数か月かけて取り組みたい
キャリート
費用をかけて本格的な伴走を受けたい
POSIWILL CAREER
気になるところだけ詳しく読んでもらって大丈夫です。
無料・単発・有料伴走では何が違う?
無料だから質が低い、有料だから優れている、という話ではないと思っています。
大きく違うのは仕組みと支援の範囲なんです。
● 無料+転職支援
求人まで見ながら
考えたい
● 単発相談
まず誰かと
一度話して整理したい
● 有料伴走
数か月かけて
支援してほしい
求人紹介を行う転職支援型では、相談から求人紹介・選考対策まで進められます。一方、有料キャリアコーチングでは、利用者自身がお金を払い、求人紹介を前提にせず自己分析やキャリア設計に時間をかけるサービスがあります。
最初から有料サービスだけに絞る必要はないと思います。
キャリア相談サービス4社を比較
coachee|まず一度、小さく相談してみたい人
coacheeは、相談したい内容に合わせて自分でコーチを選べる、キャリア相談のスキルシェアサービスです。
転職だけでなく、今の仕事の悩みや自己分析、副業など幅広いテーマから相談でき、1,000円から利用できるプランもあります。いきなり数か月のキャリアコーチングを受けるのではなく、「まず一度、誰かに話して整理してみたい」という人が試しやすいサービスです。
向いている人
「数十万円を払う前に、まず一度誰かと話してみたい」という人。
向いていない可能性がある人
最初から決まったプログラムで長期間伴走してほしい人。
料金
1000円~
求人紹介
原則なし
僕がcoacheeのいいところだと思うのは、最初から大きなお金をかけなくても相談できることです。
仕事を辞めるか、転職するかも決まっていない段階では、「そもそも自分は何に悩んでいるのか」「どんな相談が必要なのか」すら分からないことがあります。
そんなときは、まず一度相談してみて、自分だけでは整理しにくかった部分を見つけるくらいの使い方でもいいと思います。
ただし、相談内容や料金、相談方法はコーチやプランによって異なります。長期間しっかり伴走してもらいたい人は、ほかのサービスとも比較したうえで選ぶのがおすすめです。
Michinori for career|無料で整理しながら転職も考えたい人
Michinori for careerは、キャリアコーチング型の転職エージェントです。
求人を紹介するだけではなく、これまでの経験や今の悩み、これからどう働きたいかを整理したうえで転職を支援するタイプのサービスです。
一般的な転職エージェントと同じく求人紹介も受けられますが、「まず求人を見る」より、先にキャリアを整理したい人向けなのが特徴です。転職するかまだ迷っている段階でも、選択肢のひとつにしやすいと思います。
向いている人
転職するか迷っていて、まずキャリアを整理してから求人を見たい人
向いていない可能性がある人
転職する気がまったくなく、求人紹介も必要としていない人
料金
無料
求人紹介
あり
今回紹介する4サービスの中では、「相談したい」と「求人も見てみたい」の中間にいる人に合いやすいサービスです。
「転職エージェントに登録したら、すぐ求人を勧められそうでちょっと抵抗がある。
でも、自分だけで考えていても進まない」という人なら、候補に入れてみてもいいと思います。
ただ、求人紹介を前提としない純粋なキャリア相談を探しているなら、coacheeなどと比較してから決める方がいいでしょう。
キャリート|自己分析からじっくり取り組みたい人
キャリートは、自己分析やキャリア設計から、数か月かけて継続的に支援してもらう有料のキャリアコーチングサービスです。
「転職するべきかどうかまだ分からない」という段階から利用でき、今後のキャリアを整理したうえで、必要に応じて書類添削や面接対策なども受けられます。求人そのものの紹介はありません。
向いている人
一度話すだけではなく、自己分析からじっくり取り組みたい
向いていない可能性がある人
まず1回だけ相談したい/求人を直接紹介してほしい
料金
294,000円〜
求人紹介
なし
最も短い「キャリアデザインコース」は、294,000円・60日・コーチング6回です。
ほかにも転職活動まで支援する120日・418,000円のコース、180日・528,000円のコースがあります。
無料相談はZoomで最長60分なので、僕ならいきなり有料プランを決めるのではなく、まずここで「自分には数か月の伴走が必要なのか」「担当者と話しやすそうか」を確認すると思います。
なお、2026年8月時点では、公式FAQに21歳以下・40歳以上などはサポート対象外と記載されています。年齢条件に当てはまる可能性がある人は、申し込む前に最新の対象条件を確認してください。
POSIWILL CAREER|本格的な伴走支援を受けたい人
POSIWILL CAREERは、転職だけをゴールにせず、「これからどう働きたいか」「何を大事にしたいか」から整理していく有料のキャリア支援サービスです。
週1回のオンライン面談に加えて、チャットサポートや診断、ワークなどを使いながら、数か月かけて取り組みます。特定企業への求人紹介を行う転職エージェントではありません。
向いている人
一度相談するだけではなく、数か月かけてキャリアの軸から整理したい
向いていない可能性がある人
まず一度だけ話したい/求人を直接紹介してほしい
料金
539,000円〜+通常入会金55,000円
求人紹介
なし
最も短い「キャリアデザイン」は、3か月・539,000円です。
ほかにも、具体的な目標達成まで支援する4か月・767,800円のプラン、入社後や副業なども含めて6か月伴走する1,133,000円のプランがあります。通常の入会金は55,000円です。
金額だけを見るとかなり大きいので、僕ならいきなり申し込むより、まず初回体験で**「自分にはここまでの伴走が必要なのか」「担当者と話しやすそうか」**を確認します。
公式では初回体験を無料で受けられます。2026年8月時点では、初回体験当日の申込みで入会金55,000円が無料になる案内もありますが、キャンペーンは変更される可能性があるので、利用前に最新条件を確認した方がいいです。
僕なら、いきなり高額なサービスには申し込まない

僕はキャリアコンサルタントの養成スクールで学びました。そこで印象に残ったのが、キャリアコンサルタントは「こうした方がいい」と答えを渡す人ではなく、その人が自分自身を見つめ直すための手助けをする立場だということです。
実際に学んでみて、その役割の難しさも感じました。なんというか、正解を渡さない、という時点でもう難しいんですよね。僕自身は、うまくその立場をこなせなかったと思っています。
有料のキャリアコーチングを利用した経験はありません。無料相談や無料体験を利用したことはあります。今でも30万円、50万円という料金を見ると、「自分にとって本当にそこまでの価値があるんかな」とは考えます。
だからこそ僕なら、こういう順番にすると思います。
- 自分で少し整理する
- 無料で情報を集める
- 無料体験や単発相談を使ってみる
- それでも一人では難しいなら有料の継続支援を考える
高額なサービスが悪いわけではありません。ただ、自分に必要かどうか分からないまま申し込む必要もないと思っています。
相談する前に少し整理しておきたい場合は、 キャリア相談を受ける前に整理しておきたい3つのことも参考にしてみてください。
こんな場合はキャリア相談以外も考える
キャリア相談が合わない悩みもあります。
心身のつらさが強い
→ 医療機関や「こころの耳」など、別の相談先も検討する。「こころの耳」では働く人や家族などを対象に、電話・SNS・メールで匿名・無料相談を行っています。
会社とのトラブルを相談したい
→ 総合労働相談コーナーなどを検討する。解雇、配置転換、労働条件、パワハラなど幅広い労働問題を無料で相談できます。
転職したい方向が決まっている
→ 求人紹介や選考支援がある転職エージェントの方が目的に合う場合もあります。
まだ誰かに相談するほどではない
→ まず、今しんどいことを紙やスマホに書き出すところからでもいいと思います。
相談先そのものから迷っている場合は、 仕事を辞めたいけど誰に相談すればいい? で整理しています。
キャリア相談を選ぶときに確認したい5つ
僕なら、申込前にこの5つを見ます。
あとは担当者との相性も大事だと思います。
無料相談や無料体験は、「申し込むため」ではなく「自分に合うか確かめるため」に使ってもいいんじゃないでしょうか。
まとめ|今の自分に必要な支援の大きさで選ぶ
今回の4サービスをもう一度整理すると、
まず一度話してみたい → coachee
無料で整理しながら求人も見たい → Michinori for career
自己分析からじっくり取り組みたい → キャリート
本格的な伴走支援を受けたい → POSIWILL CAREER
まずは、今の自分にどれくらいの支援が必要なのか。そこから考えてみてもいいと思っています。
気になるサービスがあれば、まず無料相談や無料体験の内容を確認してみる。
実際に使うかどうかは、そのあと決めてもいいと思います。



