行動力がついたと言われた僕が、実際に変えた考え方【体験談】

体験談

昔より行動力ついたよね」と言われたとき、正直ピンときませんでした。

今でも迷うし、不安にもなります。
失敗したらどうしようと考えることも、普通にあります。

でも確かに、会社員時代と比べると変わった部分はあります。

それは、根性がついたとか、急に前向きな性格になったとか、そういうことではありません。

変わったのは、行動する前の考え方でした

以前の僕は、何かを始める前にかなり考え込むタイプでした。

これで合っているのかな
失敗したらどうしよう
もう少し準備してからのほうがいいんじゃないか

そんなふうに考えているうちに、結局なかなか動けなくなることがありました。

行動したほうがいいのは分かっているのに、なかなか動けない
考えすぎて、結局いつも止まってしまう
失敗したらどうしようと思うと、一歩目が重くなる

そんなふうに感じたことがある方には、少し参考になるかもしれません。

この記事では、周りから「行動力がついた」と言われるようになった僕が、実際に変えた考え方を正直に書いていきます。

「行動力がある人」に生まれ変わった話ではありません。
根性論でもありません。

考え方の置き方を少し変えたら、前より少し動き出しやすくなった。

そういう話です。


「行動力がある人」に憧れていた僕

以前の僕は、「行動力がある人」にどこか憧れていました。

このままでいいのかな
何か変えたいのに、なかなか動けない
あの人はどうしてあんなに行動できるんだろう

僕も、こんなことを考えていた一人でした。

会社員として働きながら、「このままでいいのか」という感覚がずっとどこかにありました。
何かを変えたい気持ちはある。でも、いざ動こうとすると、頭の中でいろんな声が湧いてくる。

準備が足りない
失敗したらどうする
もう少し考えてからにしよう

そうやっているうちに、時間だけが過ぎていく。思い当たる方も多いのではないでしょうか。

今でこそ周りから「行動力がついたね」と言われるようになりましたが、自分の中では「急に別人になった」という感覚はほとんどありません。
変わったのは、性格でも根性でもなく、行動する前の考え方でした。


行動力がついたのではなく「止まる時間が減った」のだと思う

「行動力がある人」というと、迷わずどんどん動ける人を想像する方が多いかもしれません。

でも少なくとも僕は、そういうタイプではありません。今でも迷うことは普通にあります。

だから、「行動力がついた」という表現は、自分ではしっくりこないんです。

もう少し正確に言うなら——考えすぎて止まっている時間が、以前より減った
それが周りには「行動力」として映っているのかもしれない、と思っています。

以前の僕は、動く前に「正解」を見つけようとしていました。

  • ちゃんと調べてから動こう
  • 失敗しない方法が分かってから始めよう
  • 自信が持てる状態になってからにしよう

そう思っているうちに、なかなか一歩が踏み出せませんでした。

もちろん、準備は大切です。
何も考えずに飛び込めばいい、という話では全くありません。
ただ、準備しすぎることで逆に動けなくなることも、確かにある。

実際にやってみないと分からないことは、思っている以上にたくさんあります。

  • 自分に合うかどうか
  • 続けられるかどうか
  • どこでつまずくのか
  • どんな反応が返ってくるのか

これらは、頭の中でいくら考えても、やってみないと分かりません。

そう気づいたことが、考え方を変えるきっかけになりました。


実際に変えた考え方①:「完璧な状態」を待つのをやめた

最初に変えたのは、「完璧に決めてから動こう」という発想です。

以前は、何かを始めるとき、まず「ちゃんとした計画」を立てないといけないと思っていました。

方向性を決めて、手順を整理して、失敗しない方法を考えてから動く——それが「正しい進め方」だと思っていたんです。

でも、全部決めてから動こうとすると、いつまでも始められないことがある。

なぜかというと、動く前に分かることには限界があるからです。

やってみたら思ったより簡単だった、ということもある。

逆に、想像していなかったところで詰まることもある。
最初に立てた計画と、実際に動きながら見えてくる景色が全然違う、なんてこともザラにある。

だから今は、最初から100点の計画を立てようとしすぎないようにしています。

ざっくり方向を決める → 一度やってみる → 違和感があれば直す → うまくいかなければまた考える

このサイクルのほうが、歯車が動いている感覚がするから、です。

「ちゃんと決めてから動く」ことが大事、という感覚は今でもあります。

ただ、それと同じくらい「動きながら整えること」も大事だと思うようになりました。

最初から完璧を描かずに、一度試してみて、そこから直していけばいい。

そう思えるようになってから、動き出すまでのハードルが少し下がりました。


実際に変えた考え方②:「まず小さく試す」を最初の一歩にした

次に変えたのは、いきなり大きくやろうとしないことです。

昔の僕は、何かを始めるなら「ちゃんとした形」にしなければ、と思っていました。

  • 人に見せるなら恥ずかしくない状態にしたい
  • やるなら意味のある規模でやりたい
  • 始めるならある程度続けられる見込みがほしい

そう考えると、最初の一歩がかなり重くなります。

でも今は、最初から完成形を目指さなくていいと思うようになりました。

  • まずメモだけ書いてみる
  • まず1回だけやってみる
  • まず誰かに話してみる
  • まず出してみて、あとから直す

それくらい小さくすると、動き出しやすくなります。

小さく動いてみると、頭の中だけでは見えなかったものが見えてくる。

「あ、これは意外とできそうだな」
「ここは思ったより難しいな」
「この方向は自分には合わないかもしれないな」

そういうリアルな感覚は、実際に動いてみて初めて分かることです。

昔は、動く前にできるだけ答えを出そうとしていました。でも今は、動いたあとに答えが見えてくることもあると思っています。

この感覚に変わってから、「まずやってみよう」と思えるまでの時間が短くなりました。


実際に変えた考え方③:失敗を「終わり」ではなく「材料」として見る

3つ目に変わったのは、失敗に対する向き合い方です。

以前は、うまくいかないことがあると、すぐに落ち込んでいました。

「やっぱり自分には向いていないのかな」
「ちゃんと考えてからやればよかった」
「失敗するくらいなら、やらなければよかった」

そんなふうに考えることもありました。

今でも、失敗したくない気持ちはあります。へこむことだってあります。それは変わっていません。

ただ、少し時間を置いて振り返ると、失敗の中にも使えるものが残っていることがあります。

  • なぜうまくいかなかったのか
  • どこで考えが甘かったのか
  • 次にやるなら何を変えるのか

そうやって見直すと、失敗はただのマイナスではなくなります。
むしろ、自分が動いたからこそ手に入った「材料」になる。

何もしなければ失敗もしません。でもその代わり、気づきも残らない。

うまくいかなかった経験があるから、次に少し変えられる。
迷った経験があるから、同じように迷っている人の気持ちが少し分かる。
遠回りしたからこそ、自分なりに言葉にできることが増える。

そう思えるようになってから、失敗することへの怖さが少しだけ軽くなりました。

失敗を避けるために動かないより、失敗してもそこから拾えるものがある。

この感覚は、自分の中ではかなり大きな変化でした。


行動力がついたように見えても、不安が消えたわけではない

一つ正直に書いておきたいのですが、周りから「行動力がついた」と言われるようになった今も、不安が消えたわけではありません。

今でも普通に迷います。
「これでよかったのかな」と思うこともあります。
やってみたあとに、「やっぱり違ったかも」と感じることだってあります。

だから、「行動力がある人になった」というより、不安がある状態のまま、少し動けるようになったという感覚のほうが近いです。

不安が完全になくなるのを待っていたら、たぶんずっと動けません。

  • 自信がついてから
  • 準備が整ってから
  • 失敗しないと分かってから

そう思っていると、いつまでも始められない。

だから今は、不安があることを前提にして動くようにしています。

不安があっても、小さく試してみる。
迷いながらでも、一度形にしてみる。
失敗したら、そこから使えるものを拾う。

そういう考え方に変わったことが、周りから見ると「行動力がついた」ように映っているのかもしれません。


変わったのは、性格ではなく「考え方の置き方」だった

振り返ってみると、変わったのは性格ではありません。

急に強い人間になったわけでも、迷わなくなったわけでも、失敗が怖くなくなったわけでもない。ただ、行動する前の考え方を少し変えただけです。

まとめると、この3つです。

  1. まず小さくやってみる(完成形を待たない)
  2. 失敗を終わりではなく材料として見る(へこんでも拾い直す)
  3. 完璧に決めてからではなく、動きながら整える(計画より実践)

この3つを意識するようになってから、以前よりも少し動きやすくなりました。

行動力というのは、特別な人だけが持っているものではないと思います。
根性で無理やり変えるものでもない。

考え方の置き方を少し変えることで、少しずつ動けるようになる。
少なくとも僕の場合はそうでした。


まとめ:行動力は、少しずつ作っていけるものかもしれない

この記事を書いたのは、「すごい行動力を手に入れた」という話をしたかったからではありません。

「このままでいいのかな」と思いながら、でもなかなか動けない。

僕もそうだったので、そういう状態にいる方が少しでも一歩踏み出せたらいいな、と思ったからです。

僕の体感では、「行動前の100点=行動後の30点」くらい違います。

行動する前にどれだけ完璧に準備したつもりでも、実際に動いてみると「ここが足りなかった」「思っていたのと違った」と気づくことがよくあります。

だったら、頭の中で100点を目指し続けるより、まず30点以下でも動いてみて、そこから直していけばいい

そう思えるようになったことは、自分の中でかなり大きな変化でした。

考え方を変えるだけでも、動き出しやすくなることがある。

根性や性格を変えるのは難しいですが、考え方を変えるのは案外すんなりいけました。

いきなり大きく変わろうとしなくていいと思います。

まず、小さく試すだけでもいい。


うまくいかなかったら、そこから分かったことを拾う。
完璧じゃなくても、一度形にしてから直せばいい。

僕自身、まだその途中です。今でも止まることはあるし、考えすぎることもあります。

それでも、以前よりは「とりあえず一回やってみよう」と思える場面が増えました。

その積み重ねが、周りから見えるくらいの変化になっているのかもしれません。

行動力は、才能や性格ではないと思います。

少なくとも僕にとっては、考え方を少しずつ変えることで、少しずつ作っていくものでした。


この記事があなたの「一歩」のヒントになれば、うれしいです。

僕が会社員時代からどう考え方を変えてきたのかは、プロフィール記事にもまとめています。よかったら、あわせて読んでみてください。

プロフィール
自己紹介はじめまして、Tomoriと申します。まず最初に、恥ずかしながら僕は学歴も輝かしい職歴も自慢できる資格も何もありません。これまで何か大きなことを成し遂げてきたわけでもなく、どちらかというと遠回りばかりしてきました。僕自身、色々な方の…