在宅副業を探して試した僕が、始める前に確認したいと思ったこと

選択肢を増やす・小さく試す

通勤や人間関係がしんどい。
在宅でできる仕事なら、今より自分に合うかもしれない。

僕もそう考えて、在宅でできる仕事を調べたり、実際に応募したり、動画編集やプログラミングを試したりしてきました。現在は、このブログを一人で運営しています。

ただ、調べてみると研修期間は通勤が必要だったり、短い動画でも編集に数時間かかったりと、始める前のイメージとは違うことがありました。

「在宅でできるか」だけでなく、報酬の決まり方、必要な時間、相手とのやり取り、自分が負担に感じる作業まで確認することが大切だと感じています。

この記事では、僕が調べたこと・応募したこと・実際に試したことを分けて紹介します。すべてを仕事として経験したわけではありません。

読みながら「自分が避けたい負担」と「始める前に確認したいこと」を一つずつ見つけてもらえたらと思います。すぐに副業を始めると決めなくても大丈夫です。


なぜ「会社に向いていないかも」と感じるのか

在宅で働くことで、何の負担を減らしたいのか

僕が在宅の仕事に関心を持った理由には、通勤の負担や、人との関わり方がありました。

ただ、実際に探したり試したりすると、「在宅でできる」と「自分のペースでできる」は同じではないと感じました。研修で出勤が必要な募集もあれば、報酬に対してどれくらい作業時間がかかるかを考える必要もありました。

まずは、今の働き方で負担に感じていることを一つ選んでみてください。

  • 通勤に時間がかかる
  • 決まった時間に働くことが負担になっている
  • 人とのやり取りが多くて疲れる
  • 仕事量に報酬が見合っていないと感じる

次に、その負担が、検討している仕事ではどうなるかを確認します。

通勤を減らしたいなら、研修も含めた出勤条件。時間を調整したいなら、勤務時間や納期。やり取りを減らしたいなら、打ち合わせや連絡の頻度です。

「在宅だから大丈夫」と決める前に、自分が減らしたい負担と、募集条件を照らし合わせる。そのための材料として、ここから僕が調べたり試したりした経験を紹介します。


在宅副業を調べて、実際に試した範囲と感じたこと

ここで紹介するものは、僕自身が調べたり、実際に試したりした働き方です。ただし、それぞれ経験した範囲は違います。

  • ブログ: 図書館の本で調べ、プログラミングを教えてくれた友人と試行錯誤しながら学びました。現在は一人でこのブログを運営しています。
  • Webライティング: 図書館の本で仕事内容などを調べた段階です。仕事として取り組んだ経験はありません。
  • データ入力・在宅での代行業務: クラウドソーシングや転職サイトで仕事を探し、実際に応募した経験があります。
  • 動画編集: 図書館の本やYouTubeを参考に、まねしながら編集を試しました。ショート動画を毎日投稿することも、約1か月続けました。
  • プログラミング: フリーランスのプログラマーをしている知人に教わり、電卓を作ってみました。ただ、納得できる形に完成させるところまでは進めませんでした。

そのため、すべてを仕事として経験した立場での比較ではありません。僕が経験したことと、調べて知った情報を分けながら紹介します。

ブログ・Webライティング|自分で書くことと、依頼に合わせて書くこと

僕が現在取り組んでいるのは、このブログの運営です。

図書館の本で調べたり、友人と試行錯誤したりしながら学び、今は一人で運営しています。自分の経験や考えを、どんな順番なら伝わるか考えて記事にしています。

僕には、自分でテーマを決めて取り組めるところが合っていると感じます。ただ、記事を書いて公開しても、読んでもらえるとは限りません。発信しても反応がないときは、「この状況から抜け出せるのはいつなんやろ」と感じることもあります。

一方、Webライティングは本で調べた段階で、仕事としての経験はありません。依頼を受けて書く場合は、相手の要望や納期に合わせる必要があるため、自分のブログを書くこととは分けて考えています。

検討するときは、まず次のどちらに近いかを考えてみてください。

  • 自分でテーマや進め方を決めて書きたい
  • 相手の要望に沿って文章を作る仕事をしてみたい

迷う場合は、身近な経験を一つ選び、短い文章を書いてみるところからでもいいと思います。書いてみたあとに「何が楽しかったか・何が負担だったか」を一つずつ残すと、自分に合うかを考える材料になります。

ただし、書くことが楽しいと感じることと、収入につながることは別です。僕も、このブログで収入を得ることを目指して試行錯誤している途中です。


データ入力・在宅での代行業務|報酬と出勤条件を確認する

僕は最初、データ入力と聞いて「Excelなどに、ひたすら打ち込む仕事」をイメージしていました。

実際にクラウドソーシングや転職サイトで探して応募したことがあります。ただ、僕が見た範囲では、単純な入力作業は報酬がかなり低く感じられました。

また、在宅の仕事でも、研修期間は通勤が必要な募集がありました。時給ではなく、作業量や納品物に応じて報酬が決まる募集も目につきました。

「在宅だから続けられそう」と思っても、出勤が必要だったり、作業に時間がかかると希望する収入に届きにくかったりする可能性があります。仕事内容だけでなく、働く条件まで見る必要があると感じました。

人事・採用に8年間携わった立場から考えると、採用する側が「この人に何を任せられるか」を判断できる情報も大切だと思います。

資格の有無だけでなく、これまで扱った資料や、Excelでどんな作業をしていたかなどを具体的に伝えると、できることをイメージしてもらいやすいのではないでしょうか。ただし、これは僕の採用経験からの考えで、実際に応募した仕事の合否理由を確認できたわけではありません。

求人を見るときは、まず次の3点を確認してみてください。

  • 出勤条件: 研修や定期的な出勤が必要か
  • 報酬の条件: 時給なのか、作業量や納品物に応じた報酬なのか
  • 任される作業: 入力だけなのか、確認・修正や相手とのやり取りも含むのか

僕自身、探す中で「この募集は大丈夫だろうか」と慎重になったものもありました。詐欺と確認したわけではありませんが、募集元や仕事内容、費用負担がはっきりしない場合は、そのまま応募を進めず確認したいと思っています。

まずは気になる募集を一つ選び、「自分にできそうな作業」と「応募前に聞きたいこと」を書き出すところからでもいいと思います。


動画編集|動画の長さと、編集にかかる時間は違った

僕は図書館の本やYouTubeを参考に、まねしながら動画編集を試しました。ショート動画を毎日投稿することも、約1か月続けました。

やってみて一番感じたのは、想像以上に編集に時間がかかることです。

数十秒のショート動画でも、慣れない間は数時間かかっていました。ある程度、作り方の型を決めてからも、編集には1時間ほどかかっていました。

横長の動画も作ってみましたが、さらに編集時間が必要でした。僕が投稿したものは再生数もなかなか増えず、時間をかけて作ることと、見てもらえることは別なのだと感じました。

これは自分の動画を作って投稿した経験です。依頼を受けて編集する仕事とは、分けて考えています。

動画編集に興味があるなら、まず手元の素材で短い動画を一本作り、かかった時間を記録してみると、作業の負担をイメージしやすいと思います。

作ったあとに、次の3点を振り返ってみてください。

  • かかった時間: 素材選びから完成まで、どれくらい必要だったか
  • 負担だった作業: カット・字幕・音の調整など、どこで時間がかかったか
  • 続けられそうな範囲: 今の生活の中で、どれくらい編集時間を取れそうか

僕の場合は、短い動画だから短時間で作れる、というわけではありませんでした。

仕事として検討するなら、自分の編集時間を把握したうえで、募集されている報酬・納期・修正対応の範囲を照らし合わせたいと思います。


プログラミング|電卓を作って感じた、学ぶことの多さ

僕はフリーランスのプログラマーをしている知人に教えてもらい、主にC言語で勉強しました。練習として作ってみたのが、電卓です。

足し算や引き算など、一回だけの計算はできました。でも、複数の計算を組み合わせると、途端に難しくなりました。

たとえば「2+3×4」のような計算です。入力された順に計算するだけではなく、掛け算を先に処理する必要があります。自分なら当たり前に計算できることを、プログラムでどう実現するかでつまずきました。

聞いたことのない専門用語も多く、調べながら進める必要がありました。さらに、プログラミングには複数の言語があり、用途によって使われるものも違うと知って、「何をどこまで学べばいいんだろう」と混乱した部分もありました。

結局、電卓は納得できる形に完成させられないまま終わりました。仕事として受注する段階には進んでいません。

ただ、その経験が何も残らなかったわけではありません。今、WordPressでブログを運営するうえで、プログラムが裏で動いている仕組みを理解したり、少しカスタマイズしたいときに考えたりする助けにはなっています。

これから試すなら、先に「何を作ってみたいか」を一つ決め、そのために使う言語や学習方法を確認すると、学ぶ範囲を絞りやすいと思います。

小さなものを試したあとには、次のことを振り返ってみてください。

  • できたこと: どこまで自分で動かせたか
  • つまずいたこと: 用語・処理の組み立て方・エラーなど、何が分からなかったか
  • 次に聞きたいこと: 詳しい人に、どの部分を確認したいか

僕の場合は、「電卓が作れない」とまとめるより、「一回の計算はできるけど、複数の計算の優先順位を扱うのが難しい」と分ける方が、つまずいた場所を具体的に説明できます。

なお、ここで紹介したのはC言語で電卓を作った学習経験です。Webサイト制作の仕事を経験した話とは分けています。


在宅副業を始める前に、整理しておきたいこと

「何のためにやるのか」を先に決めておく

在宅副業を始める前に、「目的」を明確にしておくことが大切です。

  • 月に数万円の収入を得たい
  • 会社以外の選択肢を持ちたい
  • 将来的に独立や転職の布石にしたい
  • スキルを身につけたい

目的によって、選ぶべき在宅副業の種類も、取り組み方も変わってきます。

「とりあえず始めてみる」ことも大事ですが、目的を持って始めたほうが、継続しやすくなります。


本業に支障が出ない範囲でやること

副業に熱中するあまり、本業のパフォーマンスが落ちてしまっては本末転倒です。

また、会社によっては副業を禁止している場合もあります。就業規則を事前に確認しておくことが必要です。

体調や睡眠時間を削ってまで無理をして取り組むのは、絶対に長続きしません。

無理なく続けられるところから始める」という視点で考えましょう。


収入が必要な時期と、試すための時間を分けて考える

副業を検討するときは、「いつまでに、いくら必要なのか」も整理しておきたいことです。

僕はブログを運営していますが、記事を書いて公開することと、収入を得ることは別だと感じています。動画も、編集して投稿するところまではできても、思うように再生数が増えるわけではありませんでした。

続けた期間だけで、収入が得られる時期を見込むことはできません。

まずは、次の3つを書き出してみてください。

  • 生活のために、いつまでにいくら必要か
  • 収入につながらなくても、学習や試作に使える時間・お金はどれくらいか
  • 何を確認できたら、続ける・やり方を変える・いったん止めると判断するか

近いうちの生活費を確保したいのか、時間をかけて自分に合う働き方を探したいのか。この違いによって、選び方も変わります。

一人で判断しにくいときは、このメモをもとに、仕事探しならハローワークなどの窓口、働き方の方向性ならキャリア相談で話してみる方法もあります。

まとめ|始める前に、確認したいことを一つ残す

在宅副業を調べたり試したりして、僕は「家でできるか」だけでは分からない負担があると感じました。

応募条件、作業にかかる時間、分からないことを調べる手間。実際に触れてみると、始める前には見えていなかったことが出てきました。

気になる仕事があれば、まず次の3つをメモしてみてください。

  • 今の働き方で減らしたい負担
  • 調べたり試したりして分かったこと
  • まだ分からず、確認したいこと

募集条件なら募集元へ、学習でつまずいた部分なら詳しい人へ。どの働き方を選びたいのか整理できない場合は、そのメモをキャリア相談などで見てもらう方法もあります。

今すぐ始めると決めなくても大丈夫です。「自分は何が気になるのか」「次に何を聞きたいのか」が一つ見えれば、判断する材料になります。

不安がいくつも混ざって整理しにくい方は、次のページで相談に使えるメモの作り方をまとめています。

仕事やお金の不安を整理して、相談に使えるメモを作る